ANDO MAGAZINE

沢山遊ぼう。

適当な闇

「夢」といえば、聞こえは良いが、そこには漠然とした闇しか存在しない。自分の現在を見つめ直しても、それが一瞬でも輝いてる時は、自分の思考が凄まじく正しく感じる。時に自分を偉大に感じ、他人を見つめるのが不要に思う日だってある。そんな日が続いていると、最終的に "なんとかしなくては” と背負いこみ、次々に降りかかる問題に沈んで行く。

 

 母方の祖母が「夏は冬に感謝して、冬は夏に感謝するんやで」(祖母は関西人だった)と言っていたのを思い出す。僕は僕に酷いことをしてきた人も、最高に素敵すぎる人をも今も覚えてる。何方かに出会ってなければ、何方にも感謝出来ない。

 

 夢を追うと、必然的に適当な闇が来る。その曖昧さに飲み込まれそうになった時、これまで出会ったきた人との日々を頭に刻み込むんだ。